中国が預金保険制度初導入 専門家は「一長一短」
【大紀元日本4月2日】中国国務院はこのほど、5月1日から預金保険制度を初導入すると発表した。年内に実施予定の預金金利自由化に向けたステップと見られている。
預金保護の上限額は50万元(約950万円)。複数の人民銀行関係者によると、預金者の99%以上が保証されるという。預金保険基金は中央銀行にあたる中国人民銀行が運用する。人民元預金だけでなく外貨預金も適応する。
対象となるのは中国国内商業銀行、農村部の銀行・信用組合を含む預貯金業務のあるすべての金融機関。外資系銀行と、中国の銀行の国外支店は対象外だ。
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