中国の影の銀行、各地で破たん相次ぐ
【大紀元日本1月7日】中国各地で昨年から、シャドーバンキング(影の銀行)の債務不履行が多発し、政府の管理・監督責任を求める抗議が勃発している。
海外の中国ジャスミン革命ネットによると、1月4日前後、河北省と河南省のシャドーバンキング4社が相次ぎ破たんした。投資家の損出総額は十数億元(1元は約19円)とされている。そのうち、数億元を集めたという河南省裕禄資産托管公司の黄献挙・社長は「優秀青年実業家」として各種政府表彰を受けた人物で、2010年は262万ドルで米著名な投資家バフェット氏との昼食権を獲得し、話題を呼び、「他社よりずっと信用が良い」と投資家の間で人気だった。
四川省で今年7月から数十社、山東省済寧市では12月中旬に大手を含む数十社が相次ぎ倒産し、河南省では12月初旬に億通投資担保公司など7社が、経営破たんした。
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