国内最大淡水湖 砂の違法採掘横行=中国紙

【大紀元日本12月9日】中国国内紙「経済参考報」の報道によると、建設ラッシュの中国では砂の需要が高いため、違法採掘が横行し、アジア最長の内陸河・長江沿岸の河川と湖が甚大な被害を受けている。環境問題専門家は生態系と環境を著しく破壊していると警鐘を鳴らした。

同報道によると、違法採掘は十数年前に始まった。川砂はトンあたり十数元(1元約20円)で取引されるので、採掘船一艘は一晩で数万元から十数万元の「収益」をあげる。採掘、運搬はすでに産業となり、粗利益が多いため、闇組織のほか、一部地方政府も加わっている。

不法採掘船の船体には、砂を吸引するための巨大な鉄製のホースが巻かれている。「1時間に川底から500から1000トンの砂を吸い込める」という。

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