カンボジア、臓器売買で中国人医師ら逮捕 専門家「中国モデル持ち込んだか」
【大紀元日本9月19日】カンボジアの陸軍病院で臓器を違法に売買した罪で、同国警察は今年8月、病院長と副院長ら9人を逮捕した。なかには臓器移植の技術を指導していた中国人教授兼医師も含まれる。専門家は、中国が組織的に臓器収奪の犯行モデルを同国に持ち込んだ可能性を指摘している。
中国は、国が主導して軍病院で組織的に臓器を収奪する「臓器狩り」が行われていることで知られる。医師は臓器摘出の技術を、主に死刑囚を実験対象にして習得していると、同問題を研究するジャーナリストらが伝えている。
人権組織「臓器の強制摘出に反対する医師会(Doctors Against Forced Organ Harvesting、DAFOH)」代表のトルステン・トレイ医師は、今回のカンボジアの事件に対し「中国モデルとは異なるが、中国が組織的な臓器収奪を促した可能性はある」と指摘する。
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