習総書記の8文字発言 水戸黄門の紋所になるか
【大紀元日本9月13日】習近平総書記就任後の重要談話をすべて収録したという共産党中央宣伝部が編成した「習近平総書記系列重要談話読本」はなぜか、「憲法に基づいて国を治め、施政する(依憲治国、依憲執政)」という中心的内容を省いた。中国問題専門家らは事の裏を解説し、習政権はまだ江沢民派支配下の中央宣伝部を完全に掌握できていないなどと指摘した。
習総書記は党の総書記就任早々の2012年12月4日、憲法執行30周年の中央会議で、上記の主旨(依憲治国、依憲執政)を含む談話を発表し、中国政府系メディアも報道した。
一方、総書記就任以来40数回の重要談話をすべて収録し、今年6月23日に出版、発行部数は1000万部突破とされる中央宣伝部の同読本には、その内容が消えている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。