国際移植学会、中国当局の管理に「怠慢」 斡旋サイト発見で

【大紀元日本6月12日】中国国内の生体臓器移植を斡旋していたサイトが、5月のある時点まで存在していたことが明らかになった。そこでは、中国政府が禁止したはずの「海外からの移植渡航者」の受け入れをしており、国際組織は当局を「怠慢」と批判した。

今回発見された臓器移植斡旋サイトは中国天津を拠点とするメディネット健康センター(URL:cntransplant.com)。同サイトは、移植手術の全てが『適切な許可』を得ており「中国で患者が肝臓、腎臓や心臓移植を受けるのを支援する」と謳っていた。移植目的の訪中者は、まさに中国で「生まれ変わる」のだという。

同センターの主張は「海外からの臓器移植渡航を認めない」という中国政府の発表と食い違う。前衛生部副部長(副大臣)の黄潔夫氏は「外国人へ個人的な移植手術を行った病院および医師は、その移植許可を剥奪する」と述べている。

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