安価な中国製太陽光パネル、環境を汚染し「コスト相殺」=米調査

【大紀元日本6月5日】最近、米国エネルギー省とノースウェスタン大学等は共同調査によるレポートを発表した。それよると、環境保全への水準が低い中国による安価な大量生産の太陽光パネルは、自然環境を著しく汚染し、コストを相殺していると指摘している

現在、中国は世界の太陽光パネル(太陽光発電用)生産量の半分以上を占める。レポート作成者の一人、ノースウェスタン大学生物科学助教授フェンジ・ユウ氏は、中国製パネルの環境コスト(※環境保全のために企業が負担するコスト)はヨーロッパ製の2倍だという。

「中国製パネルはヨーロッパ製と比べ、経済コストの面で魅力的に映る。しかし太陽光パネルは持続可能なエネルギーの生産という特徴からすると、(中国製は)生態環境保全と維持の点で矛盾している」

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