高官摘発一号の四川省元副書記が送検へ 周永康親族「最大の助っ人」

【大紀元日本4月30日】中国共産党で汚職調査を担当する中央規律検査委員会は29日、李春城・四川省党委元副書記(58)の党籍を剥奪し、公職から追放したと発表した。李氏は習近平氏が党総書記に就任した直後の2012年12月に拘束され、習政権における一連の高官摘発の皮切りとなった人物だ。委員会は李氏を送検する方針も決めている。

四川省は、党最高指導部元メンバー、周永康氏の権力基盤であり、李氏は周氏の側近だった。李春城事件の動きは直接、周永康事件の動向を反映すると言われ、注目されていた。

規律委員会は声明で李氏は▼職務上の便宜を利用し、他人に利益をもたらす見返りに巨額の賄賂を受け取った▼妻と娘が他人から巨額の財物を受け取った▼弟の経営活動に利益をもたらした▼職権を濫用して封建的で迷信的な活動を行い、国家の財政資金に巨額の損失をもたらした▼腐敗堕落したなど、重大な規律違反があったと発表した。また、こうした違反は違法でもあるため、同氏を司法機関に送致するとした。

▶ 続きを読む
関連記事
米イランの戦闘が再燃するとの観測も出ている。米軍もすでに部隊の展開を進めており、トランプ大統領はSNSで、今は嵐の前の静けさだと投稿した
米国で中国共産党の代理人事件が相次いでいる。カリフォルニア州の市長経験者アイリーン・ワンは罪を認め、ニューヨークでは「海外秘密警察署」の責任者とされる盧建旺に有罪評決が下された
中国で人気の地図アプリ「高徳地図」に情報流出疑惑。台湾当局は「利用者の連絡先や通話内容、リアルタイム映像などを収集し、中国国内のサーバーへ送信していた」と立法院で明らかにした
5月16日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、航空便の料金不足で無賃乗機を試みた中国人女性観光客が抵抗して連行された動画が出回っている
複数のメディアが5月上旬、北朝鮮が3月に憲法を改正し、長年追求してきた韓国との「統一」目標を正式に放棄したと報じた。改正後の憲法では「平和統一」や「民族大団結」といった再統一に関するあらゆる表現が削除された