賃金不払いへの抗議 社長宅にアヒルの雛1130羽を放つ=四川省

【大紀元日本4月18日】会社の上司に対する抗議方法に、こんな手段はどうだろう―。四川省広安市で14日、賃金不払いを不服とする60歳の男性労働者が、社長宅に1130羽のアヒルの雛を解き放つ「抗議」を行った。

この労働争議は3年前、この会社を辞める前に始まった。男性は会社に賃金3000元が未払いと主張したが、会社はこれを拒否し続けた。男性は怒り、ユニークな行動に出た。トラック一杯分のアヒルの雛を隣村のアヒル飼育業者から購入し、一斉に社長宅に放ったのだ。

アヒル飼育業者が男性にアヒルの代金を請求したところ、男性は、自分に未払いのある社長に請求するようと告げた。不審に思った飼育業者が通報し、アヒル騒動に警察の仲介が入った。

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