カリスマ投資家ボルトン氏、中国市場での「誤算」認める 「創意に富む嘘」に当惑
【大紀元日本4月17日】英著名な投資家で資産運用会社フィデリティのアンソニー・ボルトン氏は3月31日の任期最終日に、中国市場について誤算があったことを認めた。ボルトン氏は2010年から中国企業を投資対象とする「フィデリティ・チャイナ・スペシャル・シチュエーションズ」ファンドの運用を担当してきたが、見込まれたリターンは得られず、一線から退くこととなった。
ボルトン氏はこの日「中国経済は4年間、上昇すると予測していたが、実際は後退していた」と自身の見通しが誤っていたことを認めた。同氏は今、中国経済を悲観視しており、国内総生産(GDP)の伸び率は6%台に落ち込むと見ている。
ボルトン氏は英国投資に特化した「フィデリティ・スペシャル・シチュエーションズ」ファンドを28年にわたって運用し、年平均19.5%のリターンを挙げていたが、チャイナ・スペシャルではマイナス15%と振るわなかった。
関連記事
米中首脳が4月に会談を予定する中、米国駐中国大使のデービッド・パデュー氏は、中国共産党(中共)が輸出許可と引き換えに外資系企業に機微な商業情報の提供を求めていると公に批判した
住宅、雇用、消費という「三重の重圧」に押しつぶされ、多くの上海市民が苦境にあえいでいる
中国がASMLの元技術者を雇いEUV露光装置を模倣したが、核心となる独ツァイスの光学技術を再現できず、ハイエンドチップ製造は困難との見方がある。独自開発を誇示する中国と冷ややかな欧州メディアの対立を追う
中共当局が発表した統計によると、青年層の失業率が低下したとされている。しかし、市民の証言によると、実際の失業率は政府発表の水準をはるかに上回っているという
社会保障制度の拡充は、中国の消費を動かす鍵となるか? おそらくそうだが、それは容易な道ではない