上海の医師が鳥インフルで死亡 感染相次ぎ ヒトからヒトへの懸念
【大紀元日本1月21日】中国政府系メディアはこのほど、鳥インフルエンザウイルス「H7N9型」の新たな感染事例を相次ぎ報道した。上海市で2人の死亡が明らかになり、そのうちの1人は医師だという。
今年に入ってから、中国の南部地方ですでに、55人がH7N9型ウイルスに感染し、少なくとも11人が死亡している。
上海市の2人の死亡は同市衛生当局が20日に明らかにしたもので、うち1人は外科医(31)。同医師が勤務する浦東人民病院では最近、呼吸器科の患者は増えているものの、H7N9型ウイルスの感染例は出ていないという。医師の感染原因が特定できず、ヒトからヒトへの感染に対する不安が広がっている。もう一人の死亡者は77歳の男性。
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