中国政府メディア、軍を批判 「反応が遅い」=防空識別圏問題
【大紀元日本11月29日】中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は28日付の評論記事で、米爆撃機が防空識別圏を通過したことについて、中国軍の反応が遅かったと批判した。
米国防省は米軍機が26日朝、中国が求める飛行計画の事前提出なしでこの空域を飛行したと発表した。 27日、中国国防省は「米軍機飛行中、中国空軍は、それを追跡し米軍機であることを適時確認した」とコメントし、戦闘機によるスクランブル(緊急発進)などの行動を起こさなかった。
翌日になってようやくコメントを出した国防省について、環球時報は「軍の遅い反応で国内から不満の声が上がっている。各国の報道と国内のネット利用者の反応を見ると、中国は不利な立場に立たされている」と軍を批判した。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。