臓器提供の80%が「経済的な理由」=広東紙
【大紀元日本10月21日】中国広東省の大衆紙・南方都市報は21日、同省で行われた臓器提供の80%が経済的な理由によるものだと報じた。同記事は2011年以降に行われた74件の臓器提供を対象にその決定要因について分析を行った。
74件のうち、80%の家族は臓器提供を考える際、経済的要因を考慮に入れていると答えたという。さらに、ほぼ30%超の遺族は提供者の最期に多額な医療費がかかったとして、「完全に経済的な理由によるもの」だと答えた。
また、35件の遺族は経済力があっても、違法な臓器売買の多発をメディアによって暴露されているため、「(臓器摘出を行う)医療機関に騙されたくない」という考えから、得るべき経済利益は少しも放棄したくないという。
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