「安全性の欠如」拒絶される中国飛行機 外交トラブルの要因も その1

【大紀元日本10月7日】中国の航空機メーカーは精力的に自社製品の輸出を試みているが、中国国内を含め事故やトラブルが少なくないため安全性の欠如との懸念から拒絶されている。また他国へ自国製飛行機を贈与し外交カードとしたい中国と、危険性を訴える第三国との間で外交トラブルに転じるケースもある。

中国製飛行機の事故は2000年6月に起こった。湖北省恩施市から武漢市に向かった武漢航空小型旅客機Y-7(中国語:運-7)は着陸間際で近くの村に墜落。乗客乗員44人と近隣住民7人が死亡した。事故原因は落雷と報じられた。事故以降、同機種の飛行は中国で禁じられた。

Y-7を作った西安飛機工業公司は自社製造を謳っているが、実際は旧ソ連・ウクライナ設計局アントノフが製造した「An-24」の模倣品とされている。

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