完成間近の集合住宅は欠陥だらけ、入居予定者が万人規模の抗議=四川省
【大紀元日本7月19日】四川省成都市では16日、欠陥住宅である新築アパートに入居する予定の市民らが大規模な抗議を展開した。
問題の住宅は完成間近の団地「嘉業花園」。中国では道路やその他の公共施設の建設のために、立ち退きの対象となった住民に政府が住宅を提供する、その住居は名づけて「安置房」と呼ばれる。「嘉業花園」もそのひとつである。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材報道によると、最近の大雨で、その建物の基礎の沈下や、壁のひび割れ、浸水など重大な欠陥が相次ぎ発覚した。「すでに危険な住宅だ」と入居予定者の1人は怒りが収まらない様子だ。入居予定者たちは現地当局に問題の解決を訴え出たが、取り合ってもらえなかったという。
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