中国輸出3.1%減、6月貿易統計 当局「厳しい局面」
【大紀元日本7月10日】中国税関総署が10日に発表した貿易統計によると、6月の輸出は前年度同月より3.1%減少し、輸入も0.7%減となった。旧正月による大型連休で落ち込んだ2012年1月を除き、輸出の減少は2009年11月から44ヶ月ぶり。内需、外需ともに低迷していることから、中国経済の減速が鮮明になってきた。
輸出の減少について、同署の鄭躍声報道官は外需低迷、人民元高、労働力コスト上昇などが原因だと分析し、「中国経済は厳しい局面に立たされている」と述べ、「下半期はさらに多くの困難に直面することになるだろう」との見方を示した。
また、5月から当局は投機資金を国内に持ち込むための実態のない「架空輸出」を取り締ったため、輸出減につながったことも要因の一つと同報道官は指摘した。
関連記事
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている
中国の自動車ディーラーは経営圧力が強まっている。7割超の店舗が上半期の販売目標を達成できず、販売員の収入減や管理職給与ゼロの動きも伝えられている
中共が採算を度外視してまで輸出を支え続ける理由は、単なる利益ではない。雇用、外貨、過剰生産、そして世界市場での主導権という、政権維持にも関わる構造がある
中共当局は、深刻な信用リスクが生じたとして武漢衆邦銀行を1年間、公的管理下に置く。民営銀行への管理措置は初めてで、地域的な金融危機への波及も懸念されている
BYDの時価総額が高値から約4割下落。成長株から製造業への評価転換に加え、機関投資家の撤退や利益減少、競争激化が重なり、市場の見方は大きく変化した