国際航空大手、中国の刑務所から供給されたヘッドホン使用=豪紙

【大紀元日本6月28日】豪カンタス航空、英ブリティッシュ・エアウェイズ、UEEエミレーツ航空など世界大手航空各社が機内に備えていた乗客用ヘッドホンは、中国広東省東莞刑務所から供給されたものであることが明らかになった。中国の囚人は、体罰や超長時間労働を含む過酷な環境を強いられることで知られている。 

最近、解放された2人の外国籍の同刑務所元囚人が、豪紙オーストラリア・フィナンシャル・レビューの取材で明かした。そのうちの一人で、過失致死罪で4年間服役していたというニュージーランド人のダニー・カンシャン(Danny Cancian)氏は次のように述べた。「生産目標に達成しなければ、外に連れて行かれ、脅された」「容赦ない環境だった。毎朝、その日を生き延びられるかどうか疑いながら起きていた」

また、もう1人の匿名希望の元受刑者は5年間の服役中、航空会社大手のヘッドホンを製造していたと証言。「カンガルーのロゴが付いた豪カンタス航空、エミレーツ航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、他の航空会社のものも沢山作った」と答えた。

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