【伝統を受け継ぐ】パイプオルガン造り「マイスター」

【大紀元日本6月3日】しばらくぶりのベルリンは、イースター間近だというのに雪だった。イースターの間も降り続き、春はまだまだという雰囲気だったが、庭のクロッカスが雪の間から顔をだし、「もうすぐですよ」と春の到来を告げていた。

ベルリンには、ヨーロッパ各地のパイプオルガンのみならず、日本の愛知芸術文化センター、石川県立音楽堂、NHKホールなど、多くのコンサートホールや教会のパイプオルガン建造や調律を手掛けたマイスターがいる。10年ぶりに旧交を温め、本稿のために話を聞こうと連絡してみた。「実はひざを痛めてね。今はオルガン造りはやってないんだ。でも、オルガンの話なら、よろこんでするよ」という返事で、ベルリン南部の閑静な住宅地にあるご自宅を訪ねた。

ドイツ屈指のパイプオルガン製作所、カール・シュケ社の若きマイスターだったフランク・ロッソ―さんは、28歳の若さでマイスター試験に合格して数々のパイプオルガン建造に携わった。

▶ 続きを読む
関連記事
「いつかやりたい」と思いながら、先延ばしにしていることはありませんか?本を読む、友人に連絡する、旅に出る、運動を始める――人生を変えるのは、大きな決断より「今日やってみる」という小さな一歩かもしれません。今すぐ始める7つの方法とは?
いつもの料理にシナモンや生姜を加えるだけで、腸内環境が変わるかもしれません。最新研究では、これらの身近なスパイスが血糖コントロールに関わる有益な腸内細菌を増やす可能性が判明。手軽にできる腸活のヒントと注意点を紹介します。
たった一つの親切が、相手の一日だけでなく、自分の心や体にも影響するかもしれません。善意がもたらす変化を科学から見ていきます。
手のひらの赤みや白目の黄ばみは、単なる疲れではないかもしれません。沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は、意外な場所にサインを出すことがあります。
二百年同じ井戸水で豆腐を作る京都の職人や、一生ものの伝統工芸品。効率よりも誠実さを選び、自らの心を映す「ものづくり」の姿勢から、世界中を惹きつけ信頼される日本固有の「信」の精神を紐解きます