政府倹約令に様々な対策、改良版「一汁四菜」が登場
【大紀元日本5月20日】習近平総書記は昨年11月に中国共産党トップ就任以来、汚職幹部を一掃する姿勢を示し、「倹約令」を掲げた。自身は地方を視察した際、「一汁四菜」だけの質素な食事を取るなど政府や党の幹部にその「お手本」を示した。しかし、総書記のお手本だけで、幹部らはそう簡単には改心しないようだ。
時事週刊誌「瞭望」はこのほど、12の省・市の300人超の幹部にアンケート調査を行い、83%の幹部が今でも公務接待のほとんどが宴会だと答えたという。
取材を受けたある幹部は「人間関係維持のため」、「資金調達のため」と宴会が多いことの理由を話し、中には「数週間参加していないと、仲間はずれ感が強い」と話す幹部もおり、宴会はまだまだその役割を終えていないようだ。
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