陳光誠氏、家族への迫害は「より悪化した」 米議会で証言

【大紀元日本4月12日】盲目の人権活動家・陳光誠氏は9日、昨年の出国劇に際し、当局は国内の家族の安全を確保すると約束したにもかかわらず、家族は迫害に苦しんでおり「状況はさらに悪化した」と米国下院議会外交小委員会で証言した。AFP通信などが報じた。

委員会での質問において、陳氏は、昨年4月から勾留されている甥の陳克貴氏への処遇について、怒りをあらわにした。陳克貴氏は当時、自宅に押しかけてきた公安からの暴行に包丁で対抗、地方共産党幹部ら3人に傷害を負わせた。陳光誠氏は「甥は自己防衛をしたに過ぎない」と主張している。

「中国政府は、一年前の約束を果たさないばかりか、家族への迫害は止まず、悪化した」「つまり中国共産党政権には方向性を変えることがないことを示す。国際社会を騙し続ける当局をこれ以上大目に見ることは出来ない」と党を明確に批判した。

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