パキスタンの要衝港、運営権は中国へ移行

【大紀元日本2月20日】パキスタン首都イスラマバードで18日、同国南西部の要衝グワダル港の運営管理権を中国国有企業に移行する調印式が行われた。同港はインド洋アラビア海の交通・貿易・軍事の重要拠点とされ、インドなど周辺国は警戒を高めている。

式典に出席したザルダリ大統領は、すでに貿易・通商の拠点となっている同港を「中央アジア諸国をまとめる鍵であり、パキスタン中国の関係に『新たな機会』をもたらすもの」と表現する。

大統領は、同港から陸路で運搬できる道路などのインフラ整備を進める方針を示した。また、将来的には同港から中国へ繋ぐ石油パイプライン建造の可能性もあると国内外メディアが指摘している。現在、中国は石油の大半を中東から輸入している。

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