<赤龍解体記>(103)山西省、石炭業界だけで汚職幹部4千人と発表 李小鵬省長牽制のためか
【大紀元日本2月5日】山西省当局は1日、2008年から汚職で処分された石炭業界の幹部が4715人、没収した不正所得が380億元に上ったことを同省会議で発表した。同日、中新網が伝えた。
この発表で計算すると、年間1000人近くの幹部が失脚し、一人あたりの不正所得は800万元に達する。石炭業界での汚職の深刻さが改めて浮き彫りにされた。同省石炭事業を管理する李小鵬省長の責任を問う声が高まっている。
李省長は李鵬元首相の息子であり、中国の電力最大手、華能国際電力の会長を務めていた経歴を持ち、2008年、政界に転身し山西省副省長に就任した。昨年12月に省長代理、先月29日には省長と出世を重ねてきた。李鵬元首相の一族は中国の電力業界を握っているともいわれている。
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