米シスコ社が中国大手通信ZTEと販売提携を解消
【大紀元日本10月10日】中国2番手の通信機器メーカー中興通訊(ZTE)が、制裁対象となっているイランに米国製のコンピューター設備等を販売した問題で、米シスコ社はこのたび、同社との販売提携を解消した。
ロイター通信は3月と4月に、深圳市に本社を置くZTEが、イラン最大手通信会社に米シスコ社と他の米国会社が生産した製品を販売したことを報道。これを受け、シスコ社は自主調査を行ったところ販売事実が判明、ZTEとの取引解消を決断した。
ZTEの広報担当者は8日、取引解消について「強く懸念を示している。ZTEは積極的に米国政府の対イラン調査に協力しており、この問題は適切に対処されると信じている」と述べた。
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