ー夢のお告げー
【大紀元日本9月24日】夢とは何でしょうか?ほとんどの夢はストーリー性がなく、すぐに忘れてしまうものですが、中にはとても印象的なものもあります。家族が夢に出てきたとか、繰り返し同じ夢を見るという人は、人生の謎を解くヒントが夢から得られるかもしれません。古代中国にも、夢に関する物語があります。
明の時代、楊州(当時の中国南部)に食品店を経営する老人がいた。彼の店は繁盛し、老人の一家はとても裕福な暮らしをしていた。ある日、老人は病気になり、寝たきりになった。老人は亡くなる前に、息子に秤を渡して言った。「この秤を大切にしなさい。これは黒檀で出来ており、中は空っぽで、水銀が入っている。客に物を売るとき、これをほんの少し上に押せば、目盛りは実際の重さより重い方に傾く。店で物を買う時、この秤を少し下に押せば、目盛りは実際の重さより軽い方に傾く。このやり方で、私は裕福になったのだ」。息子は老人の話を聞いて、大変なショックを受けた。父親は重さをごまかし、人の目を欺いて、多くの利益を得ていたのだ。息子は内心やり切れなかったが、死の床にある父を責めたりはしなかった。
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