三峡ダム、2万人が2回目の強制立ち退き 地質災害の危険性から
【大紀元日本8月25日】中国の国家プロジェクト「三峡ダム」。地すべりや崖崩れの危険性から、年末までに2回目で2万人規模の集団移住を完了させるとの通達が出されている。
三峡ダムは湖北省中部の長江流域に建設された、面積1045平方キロの巨大ダムであり、先月に全面稼動となった。17年間の建設期間中、周辺地域の計130万人が立ち退きを命じられた。
洪水抑制、電力供給、水運改善を主な目的としている同ダムだが、移住者の多くはその恵みを得られず、充分な政府補償も受けられないまま貧困化している。
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