薄氏妻殺人案 問われる不審点

【大紀元日本8月21日】2年間の執行猶予付きの死刑判決。重慶市元トップの薄煕来氏の妻・谷開来被告に対するこの判決に、専門家らは「想定内」(北京の弁護士)と口を揃えている。9日に開かれた公判前にはリハーサルが繰り返され、検察側の訴状にも多くの不審点を残したままの判決は、事前にシナリオが周到に用意されたショーだと批判されている。

法廷審理の事前リハーサル

英紙デイリー・テレグラフは情報筋の話として、9日の法廷審理の前に、何度もリハーサルが行われたと伝えている。2人の中国政府関係者が、審理に傍聴予定の英国外交官2人を演じるなど、谷被告の法廷での応対などが繰り返し訓練されたという。

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