「唱紅打黒」に尽力した王立軍の片腕 拘留される
【大紀元日本7月10日】中央が薄派の一掃を図っている。米領事館に駆け込んだ元重慶市副市長兼公安局長の王立軍氏は現在、北京で中紀委(中国共産党中央紀律検査委員会)による取り調べを受けているが、かつて緊密な関係にあった2人の警察官僚も最近、拘留され、また王の腹心であった公安局幹部も解任された。
米紙ニューヨークタイムズが6日に伝えたところによると、このたび拘留されたのは重慶市の唐建華副公安局長と、同市渝北地区前トップの王鹏飛氏。王氏は6月末に解任された。また公安局刑事警察総隊長の長李陽氏も最近、解任された。
3人は、重慶市元トップの薄煕来氏が主導した「唱紅打黒」(革命ソングを歌い、暴力団を撲滅する)運動に尽力したとされ、この運動は現在、多くの冤罪を伴う失敗策として強く批判されている。
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