中国、薬剤耐性肺結核が氾濫

【大紀元日本6月15日】このほど、中国衛生当局が全国的に行った肺結核患者に対する調査によると、現在100万人いる結核患者の中で少なくとも11万人がイソニアシド(Isoniazid)、リファピン(Rifampin)などの治療薬に耐薬性を持つ薬剤耐性結核であることが明らかになった。

全米公共ラジオによると、さらに8200人の患者が広範囲薬剤耐性(XDR-TB)結核(少なくともイソニアジド、リファンピン、オフロキサシン、カナマイシンに耐性をもつ結核と定義)であることが判明した。

多くの薬剤耐性結核は患者間で相互に伝染しているものだ。このため、薬剤耐性結核はすでに中国で広く伝わっており、感染源は一人の患者から来るのではない。

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