<赤龍解体記>(65)周氏、調査を受け 「おもむろに消えさせる」戦略実施か

【大紀元日本5月14日】温首相は、最近行われた中共政治局拡大会議において政治局常務委員の周永康政法委書記と直接対決したと、大紀元は11日に報道した。しかし、温首相と周氏との直接対決は、会議で起きた一出来事であったと北京からの最新情報が伝えている。また、胡錦濤総書記の巧みな「会議総括」により、やむをえず周氏は調査を受けることになったという。 

北京の情報筋によると、会議中、温首相と周氏が激論しあい、一部の会議参加者が温首相を支持し、ごく少人数が周氏を支持した。会議延長後も結論は得られなかったという。

会議開会前、中共指導部内ではある公文書により激震が走っていた。河北省泊頭市富鎮周屯村在住の法輪功修練者・王小東氏が当局の法輪功迫害政策により逮捕され迫害を受けている。村の300戸の村民は、逮捕された王氏の釈放を求める文書に署名・捺印(拇印)、それに村の公印までも捺印し公文書として政府に提出した。この事例は、当局の法輪功修練者への迫害政策が、中国民衆と対立関係にあることが浮き彫りにされたものと思われ、この文書を読んだ常務委員たちはみな「驚愕していた」という。

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