陳情受理部門の元トップもひざまずいて陳情

【大紀元日本5月4日】福建省寿寧県の信訪局(中国の民衆は陳情する部門)の元局長は、警察当局に自殺とみなされた娘の死因に納得せず、同省の寧徳市役所前でひざまずいて陳情した。ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

同局の元局長・柳乃華氏はマイクロブログ・QQで自身の境遇を訴えた。それによると、23歳の娘は3月19日に16階のビルから転落死したが、体には刺されたような傷があったという。また窓から落ちた後に、当時、同じ部屋にいた元彼氏は救急車を呼ばず、70キロ離れた晋江市に逃げたという。

「娘は同じ部屋にいた元彼氏と喧嘩し、窓から押し出された。元彼氏が容疑者だ」と柳氏は主張するが、警察局は自殺と判断した。柳氏は警察に再調査を行うよう、市役所の前でひざまずいて陳情した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。