112人死亡の大連の飛行機事故 薄熙来夫妻が計画か

失脚した薄熙来前共産党重慶市委員会書記と妻の谷開来氏は、政敵を消すために、2002年に起きた、112人が死亡した大連の飛行機事故を計画した疑いが浮上している。英紙や香港紙などが伝えた。

 20年間、在中国の米国公館に勤務する男性は英紙テレグラフに対し、衝撃的な内容を証言した。薄熙来夫妻に「飛行機を爆破させるよう命ぜられた」という。

 2002年5月7日、北方航空6136便、北京発大連行きの同機は、大連近くの海洋で墜落した。103人の乗客と9人の乗務員が全員、犠牲になった。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。