中国の薬剤カプセル、工業用ゼラチン使用 安全基準90倍の有毒重金属クロム検出
【大紀元日本4月19日】中国国内製薬メーカーの薬剤カプセルから、最大で安全基準の90倍の量の有毒物質クロムが検出された。中国国内メディアの報道によると、工業用ゼラチンがカプセルの原材料として使われているのが原因だという。
中国国内メディア15日の報道によると、問題の工業用ゼラチンを生産したのは河北省阜城県学洋明膠蛋白工場。皮革の廃材に石灰を入れて、工業用ゼラチンを精錬している。中国の薬用カプセルの主要生産地である浙江省新昌県の多くのメーカーが同ゼラチンを仕入れて、カプセルを製造していることも判明した
現地のカプセルの年間総生産量は1000億粒、中国国内市場の3分の1を占めている。
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