軍への調査が開始、薄煕来氏事件と関連か
【大紀元日本4月18日】15日付の香港紙・南華早報は、先日職務停止された薄煕来重慶市元トップへの調査の一環として、党の最高軍事指導機関である中央軍事委員会が、成都軍区に調査チームを派遣したと報じた。薄氏の一連の不正に軍の関与があったかを調べるためだとみられている。
同紙は、内部情報筋の話として、「5つのチームが四川、重慶、昆明 と貴州などの地に派遣され、すでに調査に着手している」と伝えたが、調査対象などの詳細を明かしていない。ただ、かねてから同軍区の上層部が薄氏と親密な関係にあると噂されている。
なかには雲南省駐屯の第14集団軍への調査も含まれているとの情報がある。同部隊は薄煕来氏の父親・薄一波元副主席によって設立された。王立軍事件の翌日、薄煕来氏は同部隊を視察し、万が一を備えての協力を仰ぐためだったと伝えられている。
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