妻の殺人容疑はまだ序幕か 専門家、薄煕来「反逆罪」の可能性を指摘
【大紀元日本4月12日】事件はドラマさながらの展開を見せている。1カ月前の全人代会期中に行われた記者会見で、薄煕来氏が「基本的に家にいて、私のために家事をこなしている」と擁護していた妻の谷開来氏が、1カ月後、殺人容疑で司法機関に送致された。
谷開来氏の移送について、新華社は10日、薄煕来氏の全職解任報道の直後に報じた。報道は、谷開来氏を「薄谷開来(薄煕来同志の妻)」と強調。「谷」という本来の苗字の前に夫の「薄」を付け足したことは、谷氏は既に香港か他国籍になっているという意味であり、谷開来氏に掛けられた容疑は薄煕来氏にも関係していることを示唆している、と米在住の経済学者・何清漣氏は指摘した。
新華社は解任する薄煕来氏についての他の報道で、「厳重な紀律違反」を起こしたという曖昧な表現を使い、違反の内容には触れていない。一方、新華社の報道に続き、翌11日の人民日報の社説では、英国実業家のニール・ヘイウッド氏の死亡事件は「党と国家の指導者の親族とその従業員が関与した重大な刑事事件」であり、薄煕来の行為は「党の紀律を厳重に違反した」と両者を並べたと同時に、「王立軍事件は国内外に悪質な影響を与えた重大な政治事件だ」と位置づけた。
関連記事
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
G7首脳は17日、各国が重要鉱物の輸出を一方的に制限したり、報復として規制を科したりしていることへの「強い懸念」を表明する声明を発表した。専門家は、中共が世界を脅迫する最大の経済的カードを失うことになると指摘している。
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
トランプ大統領が半導体産業の米国回帰を強調した。学者は、「米国の台湾見放し」と捉えるのは早計、中国に依存せず、民主主義国家を中心としたサプライチェーン再編が進んでいると指摘