胡錦濤、主席退いても軍の指導権を離さない=香港紙
【大紀元日本3月12日】今年秋に開催される第18回中国共産党の党大会で、総書記と国家主席のポストから退く胡錦濤氏は引き続き、軍の指導権を握り、党中央軍事委員会の主席を続投する可能性が出ている。中国共産党政権下では、軍は絶対的な力を持っているため、これまでに、その去就は注目の的となっていた。
香港紙「明報」は9日、北京の情報筋の話を引用してこのことを報じた。続投の期間については触れていない。
今年に入ってから、江沢民・前中央軍事委員会主席が抜擢した軍の三大重役、軍事委員会の郭伯雄・副主席と徐才厚・副主席、および総政治部の李継耐・主任は相次ぎ、現職のトップ胡錦濤氏を全力で擁護すると表明した。
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