中国ハッカー、NASAのコンピューターシステムを一時完全制御
【大紀元日本3月5日】米国航空宇宙局(NASA)のコンピューターシステムが中国からのハッカー攻撃を受け、国際宇宙ステーションに関する重要機密情報などを窃取されていたことが明らかになった。
NASAのポール・マーティン監察長官は2月29日、米国下院の公聴会で、NASAのジェット推進研究所は中国からのハッカーに、2011年には13回ほど侵入されたと証言した。
マーティン監察長官の陳述によると、これらの中国ハッカーは同研究所のコンピューターシステムを完全にコントロールでき、すべての敏感的情報を改ざん、コピー、削除できるようになっていた。さらに従業員の情報を窃取し、NASAの他の機構のシステムにまで侵入していたという。被害を受けた従業員は計150人、上部の管理層も含まれている。
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