チベット人居住地で大規模抗議が続発 警察の武力で多数死亡
【大紀元日本1月28日】中国四川省のチベット人居住区で抗議が勃発している。旧正月の初日23日から少なくとも3つの地区で大規模な抗議が発生した。ラジオ・フリー・アジア(RFA)の報道によると、中国当局の武力弾圧により、すでに10人近いチベット人が死亡し、数十人が重傷、多数が逮捕された。
インドのチベット人権民主促進センターの幹部が25日、RFAに寄せた情報は次の通り。「24日セルタル県では300人以上が抗議デモを行った。現地からの情報によると、朝10時ころ、チベットの自由、ダライラマのチベット帰還を擁護するなどのスローガンを叫んでいた抗議者らが、警察隊と衝突。チベット人2人が銃殺、十数人が重傷、40人以上が逮捕された」
RFAの記者は同日、セルタル県公安局に電話をかけたが、ずっとつながらなかった。同県政府役所に電話取材を申し込んだが「事件のことは知らない」と交わされた。
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