胡主席「国際敵対勢力に対抗」 思想引き締めに娯楽番組69%削減
【大紀元日本1月7日】中国国内の34の衛星テレビ局は1日から、政府の制限令を実施し多結果、娯楽番組が昨年に比べ69%減り、ニュース番組が33%増えたことが明らかになった。この措置は、民主や自由などを求める欧米の思想が中国共産党の存在基盤を脅かすことへの中国政府の危惧を浮き彫りにした。
措置により、週126本放送された娯楽番組は38本まで減り、夜7時半から10時までのゴールデンタイムの娯楽番組の放送時間は、1時間半以内と定められた。一方で、ニュース番組は毎晩、30分枠を2回以上放送することが義務づけられており、1日のニュース番組の放送時間は2時間以上であることが求められた。
措置のきっかけは昨年10月、胡錦涛主席が中国共産党第17期第6回の会議で行った講話にある。この講演は1月号の共産党機関誌「求是」に掲載された。
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