2012年中国は「穏やかな発展」 金融緩和は「慎重」
【大紀元日本12月19日】世界経済の不安定や欧米市場の不振の下、中国国家主席・胡錦濤氏が主宰する本年度の中国国内経済会議が行なわれ、各界の注目を集めた。例年通り、会議は未公開。政府系メディアは会議内容について「中国は2012年に穏やかな経済発展や人民元の安定を確保する方針を取る」と報じている。
インフレや不動産バブルを抑制するために、引き締めてきた金融政策が緩和されると見込まれているが、その進展は極めて慎重であろうとアナリストらは分析する。
世界経済規模第2位の国として、ハードランディングを阻止する一方で、インフレにより引き起こした社会問題を避けたい、と中国のリーダーたちは願っている。しかし欧米市場の不景気で世界消費が減少しているため、輸出主導型の中国経済は過去何カ月も大きなプレッシャーを受けている。
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