中国軍人グループ脱走事件の続報 家族は所在不明 出身地は厳重封鎖か

【大紀元日本11月16日】中国東北部の吉林省で9日早朝、中国軍兵士4人が武器を所持し、グループで脱走を図り、3人が射殺された事件について、当局の公表がない中、様々な情報が飛び交っている。ラジオ・フリー・アジア(RFA)の報道によると、脱走兵の1人の実家がある村には公安警察が進駐し、外部の人の出入りはできなくなっている。また、脱走兵と思われている兵士の家族は所在不明になったという。

中国当局は、4人が脱走した理由や、名前、逮捕の詳細、現在の生死などの関連情報を一切公表していない。

そのような中、RFAは湖南省邵陽県谷洲鎮谷洲村の村民・張さんの証言を引用した。それによると、インターネットのミニブログに書かれていた脱走兵4人の名前、そのうちの1人の李鑫鑫さんは村の軍役中の若者と一致した。今年18歳で去年軍に招致されたばかりだったという。

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