直訴者の農民、拉致されて「奴隷工」に 「日常的に鞭打ち」

【大紀元日本10月21日】今年6月、湖南省在住の農民・陽湘正さんは不動産の不正押収問題を直訴するため北京を訪れていた。北京に到着したその夜、彼は正体不明なグループに拉致されて、河北省のあるレンガ工場で監禁されたうえ、奴隷工として重労働を強いられた。1カ月後、彼は脱出に成功し、闇工場での悲惨な状況をメディアに証言し、彼の拉致をめぐる不審な点が浮上した。

四川新聞ネットの記者は陽さんに取材してから、調査を行いそして一部始終を詳しく報道した。

陽湘正(57)さんは、同省邵陽市隆回県6寨都鎮泌水村5組の農民。その陳述によると、数年前、村の幹部は彼の所有する不動産を不法に他人に転売した。現地政府に問題の解決を訴えたが、一向に対応してくれなかった。そのため、彼は最高指導部への直訴を度々試みてきたという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。