修煉の物語:浄水
【大紀元日本8月31日】昔、秦淮河の下流の小さな村に、万如(ばんじょ)という名前の娘がいた。彼女は生まれた時、右手の掌の真ん中に一つの卍が刻まれていたため、両親に万如と名付けられたという。
ある日、万如は誘拐されて遊女屋へ売り飛ばされ、歌姫になった。彼女は体が汚れるこの遊女屋を心から嫌っていた。毎回、客が彼女をからかい、侮辱した後、彼女はいつも自分の体を思い切り叩いては、心の怒りと憎しみを発散していた。時には自殺することも考えたが、勇気がなかった。万如は毎日寝る前に、背筋を伸ばして静座し、佛という文字を百回書き、卍を百回描いた。
しばらくして、彼女は続けて数回、同じ夢を見た。遊女屋で大きな火事が発生し、人々の悲惨な叫び声と光景が見え、驚いて目が覚めるのである。彼女は、近いうちに遊女屋で火事が発生するから、それに備えて準備が必要だと他の娘たちに伝えた。しかし、娘たちは万如がいらぬ心配をすると嘲笑した。万如は仕方なく自分だけ金目のものなどを準備し、いざというときに備えていた。ある晩、万如はどうしても眠れず、部屋を出て窓際に座り、静かに佛号を唱えていた。突然、頭を上げると、窓の外で燃え上がる強い炎が見えた。彼女が慌てて皆を呼び起こすと、皆は狼狽し、叫び声が響いた。がめつい老女が急いで家屋の火を消しているうちに、万如は静かに準備しておいた荷物を持って、遊女屋から逃げ出した。
関連記事
現代の日本が抱える健康問題や少子化、環境問題に対し、根源である「土」から解決をめざす。独自の堆肥化技術を展開する葉坂プラントの葉坂社長は、失われつつある「日本人の心」と命の循環の回復を掲げ、発信を続けている
春のアレルギーは体質や生活習慣とも関係。栄養・腸内環境・ストレスなど多角的に整えることで、症状の緩和をサポートする方法を紹介します。
コウライキジやキンケイなど、世界に存在する美しいキジ6種を紹介。自然の中で輝く色彩と個性豊かな姿は、まさに「生きた芸術」です。
苦味は代謝や炎症、消化に関わる重要な働きを持つことが研究で明らかに。苦い食材を適度に取り入れることで、体のバランスや健康維持を支える可能性があります。
コップに残した水、翌日も飲んで大丈夫?意外と知らない「12時間ルール」と細菌リスク、さらに温かい水と冷たい水の違いまで、専門家の見解をもとにわかりやすく解説します。