インド、印中国境紛争地帯で鉄道3本建設へ 中国のインフラ強化をけん制

【大紀元日本8月15日】インド政府は今月初め、同国北東部ヒマラヤ山脈周辺にある中国との国境紛争地帯に、3本の鉄道を建設すると発表した。

5日付インド紙「インディアン・エクスプレス」(電子版)によると、この新設される鉄道は、中国が印中国境周辺のインフラ整備を推し進めるのをけん制することを目的とした、インドの戦略的インフラだという。

インド連邦議会の国防委員会によると、この3本の路線は同国北東部に位置するアッサム州と、中国西南部に接するアルナーチャル・プラデーシュ州を結ぶ。後者は長年、中国がその大半の領有を主張している地域だ。

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