英国バイリンガル子育て奮闘記(100)フランスからのお客様(2007年)

【大紀元日本8月15日】娘はフランスの小学校に英語を教えにいくというミニ・アシスタント制度でフランスの滞在を体験したが、通常のホームステイの制度もあった。交換の形をとることになっており、フランスに行った生徒の家族が数ヶ月後に英国の家庭でフランス人を受け入れる。しかし、フランスには行ったものの事情で受け入れることができなくなった家庭もあり、家にフランス人がホームステイすることになった。二つ返事で引き受け、訪問直前に滞在予定のお嬢さんのプロフィールが送られてきた。

住所を見て夫が「これは田舎もんだぞ」とコメントしたが、「このインターネットの世の中で田舎もんも何もないでしょ」と私は夫の偏見を打ち消した。当日、学校の近くのバス到着地まで迎えに行った。一人一人の生徒の名前が呼ばれ、その名前と自分の滞在予定の生徒の名前が一致すれば、その子が家に来る。運命のご対面。どきどきしながら順番を待っていた。そしてほとんどリストの終わりくらいに、ルイーズ(仮名)の名前が呼ばれた。なるほど、田舎者だった。荷物が大きい。旅行用の洗面用具という発想はないようで、シャンプーから石けんから、風呂場のものをそのまま持ってきてしまった感じ…これなら荷物は多くなる。到着してすぐのお昼はランズエンド(観光地)に連れて行き、その後、やはりフランス人を受け入れている家庭に連れて行こうかと考えていたら、具合が悪いと言って、家に戻って寝込んでしまった。フェリーで全く眠れなかったとのこと。

翌日からは問題なく、娘と一緒にバスで高校に行き、ホームステイ用にアレンジされた英国見学のスケジュールをこなしていた。そして、夕食に一緒に戻ってくる。英語は皆無。娘の助けを受けながら、私も片言に単語を並べ、なんとかコミュニケーションをはかった。一度、夕食のあとで食事のことを話して「キューリー」というスパイスがあると一生懸命説明してくれた。30分ほどお互いに奮闘した結果、「カレー」のことだったと納得。

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