人権擁護派ロックバンド 中国のミニブログ「微博」に登録
【大紀元日本7月5日】世界的に人気の高い英国出身のロックバンド「レディオヘッド」が最近、中国ミニブログ「新浪微博」にアカウント登録したと、AP通信などが伝えた。世界の社会問題に意見することの多い同バンドが、言論検閲の多い中国のソーシャルメディアに参加したことで注目されている。
レディオヘッドのメンバーは世界の社会問題に関心が高いことで知られており、1990年代後半から人権擁護、途上国支援、紛争問題解決などを呼びかける様々なキャンペーンに関わってきた。1997年から世界数カ国で開かれている、チベット独立・人権保護を訴える音楽イベント「チベタン・フリーダム・コンサート」には2回参加しており、当時の音楽番組の取材に対して、「チベットは世界でも精神性の高いところで、ここでの弾圧は最も酷い行為だ」と発言している。
「新浪微博」は、有名人のアカウントの場合、本人であるかを確認する。同社によると、レディオヘッドのアカウントは、メンバーのものであることが証明されている。しかし、レディオヘッド側は「微博をテスト中」という一言のコメントのみにとどまっている。
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