中国の腐敗告発サイト、相次ぎ閉鎖 サイト管理当局の圧力か
【大紀元日本6月27日】インターネットユーザーの投稿により様々な内容の贈収賄の実態を暴露し、開設から10日間で20万アクセスに達した中国の民間人気サイト「我行賄了(www.ibribery.com)」が19日、閉鎖された。同サイトが立ち上がった9日から、僅か1週間余りでの出来事だった。腐敗告発サイトとして立ち上げられた同類のサイトも17点xun_ネ降、相次いで閉鎖されている。
それぞれのサイトでは、さまざまな贈収賄に関する詳細が明らかにされていた。
その中には、車の免許証を不正に取得するため、あるいは交通違反の罰則や減点を免れるため警察官などに渡す300元(約3600円)程度の小額の賄賂から、村の書記(注、書記は行政部門ではなく中国共産党の役職だが、実質的な権力をもつ)を再選するために配る中程度の賄賂。さらには、官民結託のなかで行われる数百万元(約数千万円)規模の巨額の贈賄まで、それぞれの金額と手口も含めて明記されている。
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