北朝鮮の食糧難 疑われる信憑性 中国には「政治カード」か=米専門家

【大紀元日本5月14日】国連の世界食糧計画(WFP)が3月末に、各国に北朝鮮への食糧支援を呼びかけて以来、米国内で議論が繰り広げられた。11日、米保守系シンクタンクのヘリテージ財団がワシントンD.C.で、北朝鮮への食糧支援の必要性をめぐる討論会を開き、北朝鮮の食糧難情報の信憑性や中国の役割について議論を行った。12日、米VOAが伝えた。

専門家は、北朝鮮は対外的に情報を閉鎖しているため、食糧難の実情は伝わっていないと指摘。また、北朝鮮の盟友の中国は、北朝鮮の食糧問題を政治カードとして利用しているだけで、本腰を入れて助けようとしていない姿勢も討論会で批判の的となった。

食糧難の信憑性

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。