「私の腎臓どこに行ったの?」 ある中国人女性の実体験
【大紀元日本5月4日】中国浙江省在住の女性・薛妹珍さんは20年前に交通事故に遭い、すい臓摘出と腎臓修復の手術を受けた。しかし、事故から10年後の健康診断で、左側の腎臓が無くなっていると告げられた。以来、真相究明のため、彼女一人の長い戦いが始まった。海外の中国語ニュースサイト「阿波羅」が報道した。
2001年に左腎臓が無くなっていると知らされた薛妹珍さんはまず、当時手術を行った嘉興市第一病院に駆けつけた。病院側は検査を行い、左腎臓は無くなったのではなく萎縮していると彼女に説明した。その説明に不審をもった薛妹珍さんは、現地の複数の大病院で検査を繰り返した。結果はいずれも同じで、「左側の腎臓がない」というものだった。
薛妹珍さんは、嘉興第一病院を相手に裁判を起こした。
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