室内公共施設での喫煙禁止令、正式に発効=中国
【大紀元日本5月2日】5月1日、中国で室内公共施設での喫煙を禁止する法令が正式に発効となった。これと同時に関連規定では、公共の場にタバコの自動販売機を設置しないことも要求している。RFIフランス国際放送局が伝えた。
中国各地では以前から公共の場での喫煙を禁ずる各種の規定が存在していたが、確実に執行されるには至らなかった。また、今回発効された規定は「公共の場」についての定義が曖昧で、「オフィスが『公共の場』になるのか」という人々の関心事項についての明確な表示がないことから、規定の効力は限られ、執行は困難ではないかとの懸念の声が上がっている。
中国では毎年、100万人以上が喫煙が原因とみられる疾病により死亡している。専門家は、2030年には中国で喫煙が原因で死亡する人の数は現在の3倍になる可能性があると警告している。
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