中国空母、夏にも試験航海か 米軍司令官「軍事勢力に変化」
【大紀元日本4月15日】ウィラード米太平洋軍司令官は12日の上院軍事委員会で、 中国が空母の試験航海を、この夏にも開始する可能性があるとの見解を示し、空母の展開により、アジア太平洋地域の軍事勢力に大きな変化が生じると指摘した。
「中国当局が10年前にウクライナから購入した旧ソ連製の同空母『ワリャーグ』号は、中国の軍事力増強の具体的なシンボルと見なされており、西太平洋地区における米国の軍事的主導地位への宣戦布告である」と12日のBBC中国語版は報じた。
人民日報傘下の環球時報(ウェブ版)がこのほど掲載した「巨艦はじきに出航 中国人の70年にわたる空母の夢が現実に」という記事によると、ワリャーグからの改造作業は最終段階を迎えており、新生「施琅」号は中国海軍の標準色に塗装され完成間近だという。
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